どんな仕事においても、その『質とスピード』は重要である。
特にWeb業界、さらに言えば、私のようにSEOやリスティングといったSEMに携わる人間において、質とスピードを担保する事は、使命であり、逆に言えば、質とスピードが担保された仕事が出来なければ、所謂、SEMコンサルタント(SEM代理店)の存在意義はないと言っても過言ではないと思う。
ですが、一般的に、
仕事の質とスピードを両立するのは難しい、
仕事の質とスピードどちらを優先するか(どちらが大事か)、
など、
相反するもののように捉えられることが多いような気がします。
質を上げる為に、時間をかける。
スピードを優先する為に、質を落とす。
これは、大きな間違いだと、個人的には思います。
『仕事の質とスピードは比例するもの』
一見矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、別に理想論でも何でもなく、
仕事の質を”正確性”と”付加価値”という側面から見れば、簡単なことで、
そもそも、正確性というものは、スピードを伴ってはじめて価値が生まれるものだし、
スピードを上げることでより多くの量をこなせるようになり、こなした量が経験(ナレッジ)となる。
経験(ナレッジ)はさらに仕事のスピードを押し上げ、より価値のある正確性と付加価値として還元される。
結論、スピードによって質が担保されるということです。
勿論、物事にはじっくり時間をかける事は大切です。
しかし、時間をかける事によって、不思議と質が落ちる事が多いのも事実だと思います。
少なくとも、10年以上リスティング広告のアカウント設計から運用改善に携わった経験から、
仕事の質とスピードは比例するものだと確信し、日々、それを追求し続けています。
Pay Per Click Advertising Strategist 石橋功太